増嶋竜也

 遅ればせながらようやく今週のサッカー雑誌を購入。そしてダイジェストをぱらぱらめくっていると、モニ、今ちゃん、ケリー、まっすぅ、ルーカスと、次々現れる東京の選手達と関連する記事に驚き。私はほんの一年前の事までしか知らないけれど、その当時と比べても隔世の感を禁じ得ません。こんなにうちの選手載ってなかったですよ。
 で、まっすぅこと増嶋竜也くんなんですが、最初はいけ好かない奴だと思ってたんですよ。高校サッカーアイドルでギャルサポも既にたくさんいて、小平にそいつらみんな連れてくる気かよなんて正直ちょっと思ってたんです。でも、ほんとごめんなさい。増ギャルとか言われてもいいです。もうまっすぅ大好きです(笑)。
 最大のターニングポイントはやはり小平での直接遭遇だったと思います。もう既に最初の頃のようなマイナスの感情は和らぎ、初めて増嶋くんに会えるな、嬉しいな、というような気持ちで臨んではいたんですが、実際に会ってみて今までのイメージを180度覆す気さくさにやられてしまいました。普通にしてても十分かわいいんだから、そんなに笑顔振りまかなくてもいいよ!勿体ないよ!と思ってしまうほどのにこにこっぷり。うぅ、思い出すだけで蘇ってくるこの感情は何だ(笑)。
 モニが一番好きだっていうのは今も変わらないんですが、増嶋くんに感じる「好き」は、今のところ他の誰にも感じない異質なものなんです。なんというかとにかくかわいい。息子に感じるような感じと近いのかもしれない。インタビューで散見する負けん気の強さや、最初の頃は出られなくてふて腐れていたなんていう発言も、以前だったら「いきなり出ようなんて生意気言ってんじゃないよー」ってあまり良くない気持ちから出てくる感想だったのだけど、今だと、同じ感想のあとに、「まったくしょうがないやつだなあ、コツン(おでこを軽くつっつく)」みたいなのがくっついちゃうんですよね(笑)。
 まだ東京をよく知らない頃、たしか一番最初に小平に練習試合を見に行った時かなあ、id:rufus_kobさんに「女性の東京サポがよく言うには、東京には母性本能をくすぐられるっていうのがあるらしいんだよ」ってな事を言われて、チームに対してそういう感情を持てるなんて不思議だなあとその当時は思っていたんですけど、今ならもうものすごくよくわかります。選手一人一人に対する思いが積み重なって、チーム全体を包む愛情に変化していくというのもあるし、実際に試合等で「チーム丸ごと」としての東京を見て、その固まりの意志のひたむきさに愛しさを覚えるというのもある。そんな感情を更にひとつランクアップさせ、ちょっと質を変えたのが、増嶋竜也という人なのかもしれません。