たまごっち

 この間の土曜日(10月の第三日曜日)は「孫の日」だったんだそうです。ちょうどイベントの無い時期なのでおもちゃ屋さんの策略見え見えなんですが、それにのっかってしまったおばあちゃんが子供達にプレゼントを買ってくれました。

 息子はゲームキューブのゲーム。娘は、今や小学生女子のマストアイテムとなっている(らしい)たまごっちを。自分からは欲しいと言い出さなかったのに、先日よそのちびっこと会う機会があった時にみんな首からぶら下げてるのを見て、あーちゃんは要らないの?って聞いたら「いるいるいるいる!」って。火をつけてしまったようです。なのでそのうち買ってあげなきゃなーって思ってたところ、ちょうどいい今回の孫の日チャンス。

 ただ、かなり品薄だという事らしいので買えない事も覚悟してたんですが、妹情報で駅前の西武に行ってみたら何のことはない、山ほどありました。意外と穴場だったらしい。みんな車で行きやすい郊外型店舗に行っちゃうからねー。

 購入したたまごっちは液晶が赤いやつ。「ケータイかいツー!たまごっちプラス、赤いシリーズ」という名前らしい。こないだ娘の友だちに見せてもらったのもこれだったんだけど、液晶が赤いんですよ。黒に比べれば確かに視認性は落ちるんだけど、でも単純にカワイイ。

 昔のたまごっちに比べてゲームの数も増えているし(3コだけど)機能的にも強化されてる。携帯と通信してアイテムを買えたり旅行に行けたり(旅行の時の写真は携帯で見れる)恋愛して結婚して子供まで産んじゃうそうです。

 思えば最初に出た頃はすごかったよなー。1986年。一番人気だった白のたまごっちをたまたま三つくらい手に入れる事が出来てしまい、その中の一つを是非ともとお願いされてNintendo64本体(!)と交換してしまうというとんでもないわらしべ長者状態になってしまった事もありました。たまごっちバブルだ。

 でも今は大人が当時ほど騒いでいないので、純粋に子供の中で楽しまれるおもちゃとなっているようですね。大人も巻き込んだ大ブームも結構好きではありますが、どっちかというとこの状態の方が健全かなと思います。

 そして今、学校に行っている娘の代わりに私がたまごっちの面倒を見ています。うーん、自分もこの立場になるとは(笑)。