万年筆

myk_fct2005-11-15

 ここ数日、手紙を書く用事が増えたので文具店でレターセットを色々購入してきました。その時に、せっかく和紙のびんせんなんだからボールペンじゃ味気ないなーと万年筆も購入。といっても一本300円のモドキ的代物なのだけど。

 petit1という商品で、最近文具コーナーに行くと目立つ場所にディスプレイされてる事が多いです。可愛くてカラフルなので私もかなり気になってたんですが、ようやく一本購入。用途が用途なので(祖母の代筆だったりします)色は無難にブルーブラック。でも万年筆といえば昔からブルーブラックが好きだったので懐かしい感じ。

 初めての万年筆は中学校入学の時でした。祖父がお祝いにくれたんですね。なんだか大人な感じがして嬉しくて、相当使い込みました。カートリッジもかなり消費した覚えがあるんだけど、一体何をそんなに書いてたんだろう?

 でも高校に入ってからかな、もっとかっちりした書き味のペンが欲しくなり、色々さまよったあげくに最終的にロットリングの0.1なんていう、文字を書くにはイマイチ適さないような物が定番になりました。

 それから当分万年筆とは縁が切れていたんですが、かなりの年月が経ってからまた触れてみると、インクの濃淡が残る筆跡にとても味があって良いなと再確認するに至りました。こうなるともっとちゃんとした万年筆が欲しくなってしまうなー。折に触れて探してみたいと思います。