あれから二年。一報を聞き、それから二機目の衝突、一棟二棟と崩壊していくビル、あるはずの物がないところから立ち上る煙。それらの様子をテレビの前からほとんど動けずに朝まで見ていたあの夜。これから世界はどうなっちゃうんだろうとかなり真剣に不安がっていたけれど、身近なレベルでは大波小波は在りつつもそれなりの平和な日々を送れていたりする。呆れた適応能力だわと思うけれども、そうでもないと人生やってけない訳で。
 でもなんだか今日は珍しく沈んでいます。グランド・ゼロの悲しみが海を渡って来たのかな。